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2013年12月31日

同窓会とFacebook



2013年もいよいよ大晦日となりました。
今年1年ありがとうございました。
こうやってブログというものを通して「誰か」に向けてご挨拶ができることが新鮮でうれしい、そんな気分です。来年もどうぞよろしくお願いいたします。


さて先ほど学生時代の友人2人と数年ぶりの再会を果たしてきました。「あの頃の俺たち」となんら変わらない距離感。顔を合わせると反射的に当時の自分が戻ってくるような感じがします。

さて、バカ話も後半に入ってきたころ。仲間の一人がスマホを取り出しました。
Facebookでチェックインとかしています。
で、ついでにメンバーがタグ付けとかされるわけですね。

ここから先が、普段どちらかというと煙たい(めんどくさい)存在のFacebookが面白いなーと感じる一面だったりします。

チェックインのポストに対して、しばらくすると、オンラインの同級生が「いいね」で反応し始める。こちらも続けて、その時に出ていた話題をコメントで入れる。誰かがそれにレスを入れて・・・。そんな風にして、Facebook上でちいさな同窓会が展開されていくんですね。若干のめんどくささも感じつつ、次々と入るコメントの応酬が面白く、局地的に発生した奇妙な「ノリ」がちょっと楽しくなってくる。ラジオのDJみたいな感覚でしょうか。届いたFaxを読み上げながら投稿者とコミュニケーションするような、そんな感じ。

これは、クローズドなメッセージアプリでは起きない現象ですよね。こういうふうに、状況を開けっぴろげにして、緩くウェルカムな体制を敷くことができるのは、アカウントの網羅性と、タイムラインをメインフィールドにしているFacebookならでは。現状、こういうことはLINEじゃできない。明確に「使い分け」が起きるポイントになります。

LINEにも同じ“タイムライン”は用意されてますが、このような「場」としての期待値はまだ高くないように思います。LINEが今後、この辺のUXをどのように改善していくかは注目しているところです。


今後、SNS界隈がどのような勢力図になっていくかはわかりませんが、こんなFacebookの一面を見ていると「Facebook終わった」感は薄れてくるようにも思うのです。