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2013年9月7日

クラプトンが一人で弾く「Tears In Heaven」


今更紹介するまでもない曲だが、一人で弾いている珍しいバージョンの動画をたまたま見つけて書き始めている。妙な映像編集が入っているのが惜しいところ。

90年代の一時期はこのようにクラシックギターを弾く姿を見ることができた。このような音楽に対する向き合い方は、「息子の死から立ち直るためのヒーリングプロセス」という発言がどこかのインタビューにあったと思う。たしかにこのナイロン弦の柔らかな音色は、癒やすというより傷口に刺激が少ない。リハビリには最適だったのだろう。


他、クラシックギターを大きくフィーチャーした作品は、「Signe」「Lonely Stranger」そして「Circus Left Town」。いずれもアンプラグドで演奏されている。(あと、Change the Worldのシングル盤にカップリングで入っていたDanny Boyとか。)

「Circus Left Town」は公式盤に収録されていないが、YouTubeやブート盤では出回っている。未収録の理由はわからない。あえて「外す」理由が見つからないし、リリース当時の本人の意向ということになるのだろうか。
98年の「Pilgrim」で「Circus」と改題されようやく日の目を見ることになる曲である。